経済
鶏のミンチを大きめのつくねにして煮込みハンバーグ風にしたものをいただきました。ボリューム感があったので食べられるか少し不安だったのですが、あっさりした味付けで美味しくいただけました。ありがたいです。 積み残しになっていた原稿仕事の締め切りが…
一昔前までは、学者や政治家、経済人などで一流と呼ばれる人たちは、もっと言葉を大事にしていたのではないかと思う。最近、言葉が軽すぎる。多弁にして空疎とどうしても感じてしまう。情報量は多くなり、物事を考えるための材料は調べる気になれば、一国民…
「C.O.E. オーラル・政策研究プロジェクト」の報告書について、いつの間にPdf化されダウンロードできるようになったのでしょうか。以前は、国会図書館で閲覧するしか実質的に読む方法がなく、読みたいなと思いながら半ば諦めていたのですが(所蔵図書のデジ…
シンプルに経済政策の対立を整理していてすごく面白い。アメリカのすごさというのは、こういう批評(シャレ)が出てくることにある気がします。英語をもっと勉強しておくと世界が広がったのにとちょっと後悔するのはこんな時。 動画の内容については、Lilac…
惨澹たる現状とはこのことか。経済の素人目にもあきらか。敗戦間際とコメントを入れている方がいたけど、もう敗戦している気もする。いつの間にここまでいってしまったのか。 ●日本経済の現状 » 経済学101 http://rionaoki.net/2010/03/3448# ブログ王でアク…
ブラックラグーンの最新刊を買いに行ったら完売して買えなかったので、帰宅し気晴らしにブログを読んでいたところものすごく面白いエントリーを見つけたので簡単に紹介。BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日:…
はてなブックマークを何気なく見ていたら「不況期に育った世代」というちょっと気になるエントリーを見つけた。大阪大学の大竹文雄教授が、18歳〜25歳の頃に不況を経験するかどうかが、その世代の価値観に大きな影響を与えるというアメリカの研究を簡単…
戦後も60年代に入るまでは、戦前的なエリート空間が残っていたのだなと50年代ぐらいまでに大学生活をおくった方の回顧録を読むたびに感じる。大学教授という職業に就く人の数が現在とはまったく数が違うから無理もないのだが、本書に登場する人々が揃いも揃…
検察、特に検察批判について考える上で興味深い一冊。経済事案に関わる中であらたな使命感に目覚めた検察官が、巨悪の定義を変え検察組織そのものを変えていく過程が、著名な事件の内幕とともに描かれる。非常にドラマチックでもある。市場検察作者: 村山治…
長銀総研時代の竹内宏氏だったと思いますが、エコノミストの予測というのは野球のバッターの打率と同じで3割も当たればよいほうだと何かのラジオ番組で発言していたことが随分昔のことですがなぜか記憶に残っています。今日、東谷暁(2009) 「エコノミストは…
表題の通り、とてもやさしく問題解決手法について学ぶことができるテキスト。後輩が読んでいるのを見て以前購入した本です。再読してみてあらためて関心したのは、小難しいビジネスマネジメントの用語はまったく使わずにわかりやすく問題解決手法について解…
先ほどあまりにも勢いの無いエントリーを書いてしまいましたので少しは前向きな内容を書きます(笑)最近、二つのドキュメンタリー作品を観ました。どちらも非常に印象に残る内容でしたのでご紹介します。 一つは、岡山県倉敷市の「チボリ公園」が破綻に至る…
はじめ本書を手に取ったとき正直面食らった、内容のことでなく、文体がですます調、それも口語に近いような文体で書かれていたからである。よく読んでみると筆者のブログ記事を下敷きに新書にまとめたものだということで、文体がそうなるのはある意味必然と…
同じようなテーマを扱う類書を多数生んだ嚆矢となった新書。それにしても不思議と世代間闘争には、日本社会はいかない。若者が優しいからだろうか・・・若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)作者: 城繁幸出版社/メーカー: 光文…
本書のおわりにの中に書かれている一文、「企画書の一行とは読んだ人の脳裏に風景を映し出すことなのだ」に本書のエッセンスのすべてか詰まっている。そうした一行を創り出すための実例、ヒントが惜しみなく紹介されている。企画書を書き始める前にまず読ん…
本日の15時からおこなわれた国家基本政策委員会合同審査会、いわゆる党首討論について書こうと思っていたけど、あまり心に響く内容ではなかったのでせっかく視ましたが、これについて詳しく書くのはお蔵入りにします。まあ、印象的だったのは、麻生総理が、…
副題にあるとおり、まさしく日本の農政と国際交流についての「異聞」を近藤元次という農業交渉に命をかけて逝った一政治家についての回想を中心に描いた労作。ウルグアイラウンド交渉の内実に迫っており、その深いところまで理解を深めることができる一冊に…
戦後日本の経済の歩みを概観する入門書としては手ごろな一冊。後半は経済事件史のようになっているのはご愛嬌か。戦後日本経済史 (新潮選書)作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 99回この商品を…
デフレを脱し、低いインフレを実現しながら経済の安定的な成長を財政、金融政策等のマクロな経済政策の積極的な活用を通じて目指す「リフレ」派の経済学者が、近年日本の経済政策を中心に社会問題について論じた一冊。現在の構造改革主義の経済思想が掲げる…
『日経新聞』2009年5月9日朝刊「市の経営会議に名大教授出席へ「河村人脈」の一人」」によると名古屋大学大学院法学研究科教授で河村たかし名古屋市長のブレーンでもある後房雄氏が名古屋市の経営会議に経営アドバイザーとして参画することになったとありま…
20数年前、全国には市町村が3,252あった。2009年4月1日現在、市町村の数は1,777。平成の大合併を経てほぼ半減したといえる。 個人的には、1982年に集中的に取材をおこなって出版された筆者の前著『地方政治家』の方が、一人ひとりの政治家の人間性に深く迫っ…
ほんの20年前の日本の各地には、地域に君臨するボスが多くいた。本書の中では取り上げられていないが、山形新聞の社主でTVや交通などの県内有力企業を参加に治め、服部天皇とも称された服部敬雄などはその典型といえる(注:最近再結成したユニコーンの曲…
10年以上に出版された書籍だが、この本の中で指摘されている日本の問題はまったく古びていないと感じた。 豊かであるはずなのに不況を感じる矛盾、アメリカはもう手本とはならない、簡素の生活を求めるべきだ。新書という体裁もあってか、具体的な政策的処方…
2003年に読売新聞の連載記事をまとめて出版された豊田市トヨタ町一番地が文庫化されたもの。 トヨタの伝説を作ったサラリーマンなら誰もが知る著名な経営陣から、現場を支えた無名の人物まで取材しておりトヨタを知る上での入門書の一つとしてお薦めです。 …