2009-06-13から1日間の記事一覧

首相官邸物語

旧官邸に毎日新聞の番記者として張り付いた筆者が、旧官邸を舞台におこり自らが取材した政治劇や新官邸の仕組みについてまとめた一冊。大平正芳首相襲撃事件については、本書ではじめて知った。また、「平成」元号制定時のスクープ合戦についても興味深く読…

ウルトラ・ダラー (新潮文庫 て 1-5)

新種の偽札に絡む国際的な情報・外交戦を描いた小説。面白いといえば面白いのだけど。生活感が自分の実感とずれるためか、あるいは会話の都会的なテンポに肌が合わない所為か、物語に入り込んでいくことがうまくできなかった。ウルトラ・ダラー (新潮文庫)作…

保守政権の担い手

日本経済新聞の名物連載、私の履歴書に掲載された戦後日本の政治を担った自民党政治家6名の回顧録をそれぞれ取り上げている。6者6様の書き方で性格の違いが如実に出ていて大変面白い。彼ら一人ひとりをどう評価するかは、読む人それぞれに大きく違うだろうが…

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

表題の通り、とてもやさしく問題解決手法について学ぶことができるテキスト。後輩が読んでいるのを見て以前購入した本です。再読してみてあらためて関心したのは、小難しいビジネスマネジメントの用語はまったく使わずにわかりやすく問題解決手法について解…