2021-01-01から1年間の記事一覧

気づかなかったこと

先日、津市議会議員の岩脇圭一君の後援会事務所開きに参加してきました。津市は私自身の故郷であり、岩脇君は、高校の後輩にあたります。彼が政治家になる前からお付き合いがあり、10年以上に渡って、様々な形で一緒に活動してきた仲間です。 そうした仲です…

NPOなんのためだれのため

NPO

NPOなんのためだれのため。ふと、この言葉を思い出した。一度、自分も自分自身のの思いを素直に話してみるかな。

選挙の思い出・今、私が考えていること

私は国政選挙にはあまり関わってこなかったのですが、ご縁があり、2014年と2017年の総選挙には候補者の陣営に入って選挙運動に参加しました。一方で2021年の今回は、特定の候補者の陣営に入っていません。また、2013年の参院選から続けていた選挙の現場を訪…

政治家と一般の市民の距離感・コミュニケーション

仕事の書類ばかり作っているとまったく仕事に関係のないことを書きたくなります。先日、Twitterでたまたま目にした東京都立大学准教授の佐藤信さんの文章を読みながら、政治家と一般の市民の距離感・コミュニケーションや政策が形成される空間、投票行動に影…

田村元とその時代

盛山正仁『田村元とその時代』を就寝前の時間に少しずつ読み進めています。千ページを超える大部の書のため読み終わるのはいつになるか。 ずいぶん昔に一度Facebookに書いたことがあるのですが、私は、大学の一回生の時に、引退してすぐの田村さんの講演を授…

選挙の現場の変化

選挙の現場でも感じていた意識の変化ですが、こうした記事を読むとあらためてやはりそうなんだなと考えさせられます。私が選挙にはじめて関わった20年以上前でも、時折、問題視する人はありましたが、今のような状況ではなかったと記憶しています。 社会の変…

失うことに対する恐れ

自分に情熱らしきものがあったのかどうか、自分でもわからないが、ほんの10年近く前にはそうしたものがあったような気が確かにする。どんどんその残り火が自分の中から去っていこうとしているのがわかる。もうひと勝負と思いながら、果たせないまま自分は終…

閃光のハサウェイ

逆襲のシャア直撃世代としては、『閃光のハサウェイ』を観に行かない選択はないと思うのですが、6月は予定が詰まり過ぎてなかなか足を運べていません。テロで世界を変えられないことは分かっているはずの青年が、なぜかテロリズムに傾倒し破滅していく、少年…

松村謙三

帰路に付きながら、ふと、『松村謙三 三代回顧録』が復刊されることを思い出し、発売時期を確認しました。7/15に出版される予定とのこと。この一冊を楽しみに6月をなんとか乗り切ることにします。 また、6月に復刊される『興亡――電力をめぐる政治と経済』も…

福田赳夫の評伝

岩波書店から『評伝 福田赳夫 戦後日本の繁栄と安定を求めて』が刊行されます。福田赳夫には、自身が記した回顧録はあるものの研究者による本格的な評伝はこれまでなく、今から読むのが楽しみです。 戦後の著名な政治家の1人であり、総理大臣経験者の福田赳…

市民と政治の回路

先日、ある会合に出席していてあらためて理解したことなのですが、政治家は本当に嫌煙されている。できれば関わりたくない存在だと考えている人が多いことを再認識しました。 特別に隠していませんが、私は政治家に知己があり、選挙に関わってきた立場ですの…

選挙の思い出・限界を知った10年

夕食を作りながら少しお酒を飲みながらこの10年をふりかえり、おっさんの一人語りを公開するのは醜いと知りつつ投稿してしまいました。お許しください。 これまでの日々は、選挙について自分の限界を理解する年月だったと思います。小手先の技術をどれだけ磨…

壁を感じる時

経験から帰納的に考えることは、意識するかどうかは別ですが、多くの皆さんは無意識におこなっていることだと思います。個々人の経験の格差はありますが、特別なトレーニングをうけなくともできることではないかと考えています。 私は仕事などに取り組む時に…

悪い癖

やはりあの場では何か発言しておくのだったと今さらながら後悔しています。空気を読んで沈黙を守ってしまった。だいたいこの辺りが着地点なのだろうなと勝手に感じて議論を避けるのは、私の悪い癖なのかなとも思っています。 今、リベラリズムについて論じて…

負け犬たちのワンスアゲイン

RHYMESTERを聴きながら事業報告書を書いています。パソコンのキーボードをたたきながらリズムをとってしまうのではかどるようなはかどらないような感じですが、次の会議の合間までの時間ちょっとした息抜きも兼ねています。次は、once againを聴こうかな。 w…

おのがデモンに聞け

『おのがデモンに聞け』タイトルだけで買って読みたくなる吉田書店の書籍です。同じ出版社の近刊では、『三木武夫秘書備忘録』も読みたいところですが、最近、まったく本を読む時間がないのと積読がおそらく100冊を軽く超えているので我慢します。 吉田書店…

オーラルヒストリーを読む

だんだんオーラルヒストリーを読むことができるようになってきて不思議な気持ちになっている。新年は、とても本を読めるような状態になかったのに2か月で心境が変わっているのが自分でも面白い。 今読んでいる宮澤弘の回顧録が地方自治の黎明期を淡々と語っ…

『舞台をまわす、舞台がまわる 山崎正和オーラルヒストリー』を読んで

半年ほど前にお世話になっている方から、劇作家の山崎正和氏のオーラルヒストリーをお借りして少しずつ読み進めてきました。9月頃に半分ほど読み終えていたのですが、結局年が変わるまでかかってやっと最後のページにたどり着くことができました。 オーラル…

宮﨑勇『証言戦後日本経済 政策形成の現場から』

鶏のミンチを大きめのつくねにして煮込みハンバーグ風にしたものをいただきました。ボリューム感があったので食べられるか少し不安だったのですが、あっさりした味付けで美味しくいただけました。ありがたいです。 積み残しになっていた原稿仕事の締め切りが…

年が明けた

読書をしようという気力がわかないまま正月が終わろうとしている。人生を振り返ると読書熱が突然盛り上がる時があって、ひとりの作者の本をすべて読んでみたりしたことが何度もあるが、ここ数年はそういう波が来ない。 ハードボイルド小説に嵌った時は、佐々…