スレイヤーズがトレンドに入っていた

スレイヤーズがXのトレンドに入って少し議論が盛り上がっている。日本のライトノベルに与えた影響をどう評価するのかで様々な意見があり、なかなか面白い。

私は、スレイヤーズをリアルタイムで読んだ世代にあたる。スレイヤーズが発刊される以前からファンタジーは好きだったので、ナルニア国物語指輪物語ゲド戦記といったファンタジーの古典を好んで読む子供だった。

ライトノベルという言葉は、スレイヤーズが出た頃にはもうあった気がするが、それほど一般的ではなかったと思う。富士見ファンタジア文庫のラインナップもファンタジーだけでなくSFやハードボイルド、伝奇物はもちろん、ジュブナイルヤングアダルト的な作品もあったと記憶している。

剣と魔法のファンタジーというカテゴリーには当てはまらない良作も多く、例えば、ザンヤルマの剣士という作品があるが、現在なら、アニメやドラマのような形で映像化されたのではないかと思う。Netflixの長編ドラマの題材になるようなテーマ性のある小説だった。

ライトノベルというと萌えキャラが出てくるようなハーレム物を思い浮かべる人も多いかもしれないが、創世記のライトノベルは、むしろそうした作品は少なかったのではないかと思う。

最近はライトノベルは読まなくなってしまったので、現在のトレンドは正確には把握していないのだが、タイムリープ異世界転生、婚約破棄など多様なテーマがとり上げられており、非常に創造的なジャンルだと捉えている。

スレイヤーズに話を戻すと、ライトノベル作品に大きく影響を与えたのかどうかについては判断に迷う。同じような構成の作品はあるかもしれないが、独自性が極めて強い内容だと思う。

あらいずみるいさんの挿絵の印象から、ライトな内容を想像する人が多いかもしれないが、実際には、ストーリーは意外に重い。恋愛要素がないことも意外にとらえらえれるかもしれない。考えがまとまらないが、日本のライトノベルを考える時にスレイヤーズの存在を抜きには語れないことは事実だと思う。

 

 

 

正副議長経験者に対するオーラル・ヒストリー

衆議院事務局の事務局がおこなった『正副議長経験者に対するオーラル・ヒストリー事業』の成果が衆議院のホームページで公開されました。正副議長経験者にインタビューを実施しまとめたもので、現在、河野洋平衆議院議長のオーラル・ヒストリーを読むことができます。
実施概要を読む限りでは研究者の協力を得て作成したわけではなく、事務局が中心になって数年間かけてインタビューを実施しまとめたとのこと。私が知らないだけかもしれませんが、一般に公開されるものとしては珍しい作成過程のように思います。
始めの20ページほどに目を通しましたが、まず、先祖や家族のこと、一族の政治家のこと、地元のことなどを聞き、子どもの頃から青年期に至る過程を話してもらうオーソドックスなオーラル・ヒストリーとの印象を持ちました。
 特に政治家の場合、ルーツが後の政治的な立ち位置や思想、政治行動に少なからず影響を与えていることがあり、こうした私的な部分を丁寧に聞いておくことが大事だと思います。
NHKの報道によると今後は、横路孝弘衆議院議長のオーラル・ヒストリーも公開されるようですが、他にはどの正副議長経験者にインタビューしているのかが気になるところです。
個人的には、綿貫民輔大島理森中野寛成赤松広隆といった方々のオーラル・ヒストリーが読んでみたいです。

関わる人が心温まる時間を共有できる選挙

自分の写真はあまりネットに公開しないのですが、心から尊敬する仲間たちと選挙戦を共に戦った記録として投稿します。候補者には負けますが、私もなかなかいい顔で写っていると思いますがいかがでしょうか。

先日、9/24(日)投開票の愛知県稲沢市議会議員選挙に3期目を目指して立候補している しちおう君の応援にお邪魔しました。微力ですが、事務的なことや事務所の運営などを中心にお手伝いしました。

選挙戦の中で、しち君と関係のある皆さんとお話しする機会が多くありました。お一人お一人が、ご自身としち君の関係について楽しそうにエピソードを語られるので、お会いできたことが嬉しかったです。

私が、しち君と出会ってから10年近く経ちますが、彼の選挙に関わるたびに自分が経験的に選挙に抱いているイメージや感覚、選挙とはこういうものだと思い込んでいたことが、固定観念でしかなかったということに気づかされます。そんな気づきをくれたしち君に心から感謝しています。

例えば、候補者やその家族は、朝から晩まで選挙を優先して生活するのが当然。候補者はもちろん、支援者もギリギリまで気力体力を削るような運動をすることが選挙だといった思い込みです。若い頃から選挙に関わってきて、ある時期まで自分は関わる人にどれだけ無理を強いることができるかが選挙結果を左右すると考えてきました。今にして思うとひどい話ですし、その頃の私と時間を共にしてくださった皆さんに対して、本当に申し訳なく思います。

こうした考えは間違いだったと しち君と選挙戦を共にする中であらためて気づかされました。選挙では、1人でも多くの有権者接触して関係性をどれだけ結べるかが重要ですが、関係者に無理を強いなくとも様々な工夫を取り入れることでつながりを結ぶことができる。そうしたことをしち君から学ばせてもらいました。

また、しち君が常に自分に関わってくれる人たちに気を配りながら、関わる人たちの自発性を引き出す行動を常にとっていることに頭が下がります。そして、彼の考えに共感する仲間の輪がどんどん広がっていることはすごいことだと思います。

しち君の魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えて書き始めましたが、なかなか上手く文章に表現することができず、力不足を感じています。

選挙戦は、まだ、後、2日続きます。引き続き、しち君は、稲沢の各地域にうかがって、稲沢に対する思いや政策をうったえます。私の筆力不足で伝えきれていませんが、本当に魅力あふれる候補です。ぜひ、街角で彼の声に耳を傾けていただき、また、直接話かけていただければと思います。

私とご縁を結んでいただいている皆さんで稲沢市有権者の方は、ぜひ、しちおう候補に1票を投票してください。有権者でない方は、何卒ご支援の輪を広げていただきますよう心からお願いいたします。

 

寝床で過ごした年末年始

年末に体調を崩してしまい、結局、年末年始はほとんど寝床で過ごすことになってしまった。1週間以上、酒を飲まなかったのは久しぶりな気がする。おかげで体は軽くなったが、せっかくの休みに損をしたような気分になっている。

読書でもするかと思ったが、案外、読みたい本は電子書籍になっていなかったり発売前だったり、気づいたのが今夜だったりと何かタイミングが合わない。もう、一日は休みにしようと思っているが、いまさら取り寄せてもなという気分。穏やかに過ごせたのはよかったのだが。

 

 

 

 

 

そうだなと思うことと違うなと感じること

そうだなと思うことと違うなと感じることがある一冊。まとまった文章を書いてみたいが、なかなか筆が進まない。

 

亀山市議会議員候補・いまおか翔平君を応援しています

3期目の当選を目指して、三重県亀山市議会議員選挙に立候補している友人のいまおか翔平君の応援にお邪魔しました。
いまおか君とは、10年ほど前に共通の友人の選挙応援を通じて知り合い、それをきっかけに縁が深まって仲良くなりました。その後、一緒に市民活動に取り組んだり、いくつもの選挙戦を共に戦ってきました。厳しい状況でもいつも明るく振る舞い、汗を流すことをいとわない本当に頼りになる仲間です。私が、困難な局面に陥るたびに何度も助けてくれたことを心から感謝しています。また、自分にはない柔軟な発想力とアイデアを形にしていく力を持つ彼のことを本当に尊敬しています。
 友人として他人を思いやる気持ちを持つ彼の優しさい性格はとても好ましく、共に時間を過ごせることを心の底からいつも楽しみにしています。一方で自己アピールが苦手で、周囲に彼の真意やおかれている状況が伝えられていないのではと思うことがあります。政治家にとって避けることができない選挙という過剰に自分を売り込むことが求められる戦いにおいて、残念ながらそうした性格はマイナスに働く場面があるとこれまで彼の選挙に初出馬の時から関わらせてもらって感じています。
3度目の挑戦となる今回は、彼自身、そうした自分の個性を自覚してこれまでとは自らの行動のあり方を変えようとしてきたと思います。ただ、それでも、選挙戦に挑む最中の政治家として、まだまだPRが足りていないのではと感じることがあります。そうした自己顕示欲が前に出ないところが彼の良いところであると理解しながらも、やきもきさせられるというと言い過ぎかもしれませんが、政治家としてこれまで地域の課題の解決に取り組んできたことや実現してきた政策についてきちんと伝えきれているのだろうかと心配しています。
活動を手伝わせてもらいながら、そんな気持ちを感じて、この投稿を書きました。私の発信力は本当にわずかなものですが、選挙戦も残すところあと二日となる中で、少しでも彼の応援ができればと考えました。いまおか君を直接ご存じの方は、ぜひ、彼の魅力を発信していただければ幸いです。
私とご縁を結んでいただいている皆さん、亀山市有権者の方は、ぜひ、いまおか翔平君に一票を投票してください。有権者でない方は、何卒ご支援の輪を広げていただきますよう心からお願いいたします。

読書をしていない日記になっている

読書らしい読書をしないまま日々を過ごしていている。明日、もう今日だが、久しぶりに長距離移動になりそうなので電子書籍をいくつか購入した。読めるかどうかわからないが。文章自体を読んでいないわけではないのだけど、「本」を読むことが本当になくなったことを寂しく感じている。少年の頃、ワクワクして本にしがみついていたあの時間を取り戻すことは、もうないのだろうと思う。