2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は前進の日となった

前途有望な青年とほぼ一日がかりで、意見交換をした。まちのことについて。社会像について。今日は、私にとって前進への第一歩となった。よい一日だった。

選挙参謀、手の内のすべて―こうして議員をつくる

脱帽。人間心理の深奥に迫っている。選挙のやり方に決まった解はないが、結局、人が全てということが本書を読むとよくわかる。ボランティアマネジメントに通ずるところもあり、大変興味深く読了した。選挙参謀、手の内のすべて―こうして議員をつくる作者: 鈴…

新憲法代議士―新潟四区、燃える手づくり選挙

もっと早くに手に取るんだった。10年前の自分にそう忠告してやりたい。本書の中で紹介されている選挙は、30年前のもので一見古びているように感じるが、実はまったく選挙そのものの本質は、21世紀の今日でも変わっていない。候補者に有権者が投票する条件と…

今日は小説をレビュー

今日は、久しぶりに小説を中心に5冊をレビュー。そういえば、最近、小説読んでないということに気付く。たまには、物語に耽溺するのも悪くない。週明けには小説を買いに行くかなあ。

幻の特装本

古書を主軸にミステリーが書けるということを証明した先駆的な書。大部の小説だが、一気に夢中になって読むという幸せな時間を持つことができる一冊。幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ジョンダニング,John Dunning,宮脇孝雄出版社/メーカー: 早川…

グラスホッパー

乾いているなあ。装丁(なかなかカッコいいです)買いに近いノリで買ったのですが、私好みの乾ききった内容でした。砂漠のような人、都会を感じたい方にはお奨めの一冊です。グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グルー…

陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治

文庫の帯のあおりには「なぜ今、皇室は言葉を失ったのか−」とかなり重たいことが書いてあるのだが、私は、もう少し軽い気持ちで本書を手に取り、昭和天皇のツッコミ力について書いた本との認識で読んだ。昭和天皇の「人間性」。寸鉄釘を刺すような厳しい面、…

蓬莱学園 弁天女子寮攻防戦

その昔、メール(郵便)ゲームとして一部で一世を風靡した蓬莱学園シリーズの世界観を使って、短編小説化した一冊。最近は、SF作家として活躍している新城カズマや小説、脚本家として知られている賀東招二らが執筆している。表題の弁天女子寮攻防戦は、学…

極限捜査 (文春文庫)

旧共産圏、東欧警察シリーズ第2弾。第一作の『嘆きの橋』は、ぴったり来たのだが、本作にはもう一つ乗り切れなかった。相変わらず鬱々としたテイストはかわらないのだが。全5部作だそうなので、今後のシリーズに期待します。極限捜査 (文春文庫)作者: オレン…

「世襲党」、ぜひ、つくってほしいなあ。おもろい。でも、ちょっとこの流れはまずいかも。

浜田防衛大臣、世襲制限に関連して「逆に「世襲党」を創って出るとかってこともあるかもしれませんね」。朝から笑わせてくれる(笑)鳩山総務相の「ド世襲政治家ですから」もちょっと面白かったけど。世襲問題、私も色々書いてきましたので、メディアの批判…

変わっていてほしかった地方議会

私は、もう少し若かった頃に地方議会の傍聴に定期的に出かけたり、議事録をしっかり読み込んでいた時期があります。当時は、今ほど議会改革ということは言われていなかった時代で、正直なところ地方議会に目を向ける市民は少なく、私の知る限りでは研究者の…

NPOという生き方

ミッション(使命)というNPOにとっての中核概念に重きを置いて、そのマネジメントまでを論じた、NPO入門書。筆者の経歴によるものか、類書とは違ったアプローチでNPOの輪郭を描いている。趣味に合う会わないは、多少、意見が分かれるかもしれない…

コメは政なれど…―ウルグアイ・ラウンド異聞

副題にあるとおり、まさしく日本の農政と国際交流についての「異聞」を近藤元次という農業交渉に命をかけて逝った一政治家についての回想を中心に描いた労作。ウルグアイラウンド交渉の内実に迫っており、その深いところまで理解を深めることができる一冊に…

政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年

1967年の総選挙における大分二区(中選挙区当時)の自民党衆議院議員候補の佐藤文生陣営を題材にして、立候補から当選までの選挙運動、後援会活動を分析した著書『代議士の誕生』で著名な筆者が、日本の政治との関わった45年間を回想した一冊。歴代の首相と…

選挙の民俗誌―日本的政治風土の基層

ある種の「ムラ祭り」としておこなわれてきた日本の選挙の一面を甲州選挙を例にとり政治風土の奥底にまで切り込みながら分析した良書。こうした民俗組織、義理人情に支えられた選挙風景は地縁やコミュニティが崩壊する中で過去のものとなりつつあるのだろう…

選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル

前回の都知事選で石原陣営と浅野陣営の選挙参謀を務めた二人の選挙のプロが明かす選挙の裏側の打ち明け話。一度でも選挙の現場に入った経験のある人なら、「ああ、こんなことってあるよな。いえるよな」とうなずける話が満載の一冊です。 しかし、日本の選挙…

選挙ここだけのハナシ―選挙が100倍楽しくなる!笑いと涙の選挙戦トリビア!!

選挙好きがパラパラと暇つぶしに読むには良い本。値段も手ごろですし、笑い話と笑えない話がいっぱい詰まっていました。選挙ここだけのハナシ―選挙が100倍楽しくなる!笑いと涙の選挙戦トリビア!!作者: 別冊宝島編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/07…

しくしく

何とか、身体がしくしくする感じは治りました。睡眠不足かなあ。昨晩、ものすごい疲れが襲ってきたときは、正直どうしようかと思いましたが、睡眠をとったらだいぶ楽になりました。まだ、身体の芯は重いですけど。一通り、レビューを書いて、メールの返事を…

どうもいかんな

どうも今日は、頭がシクシクする。積読にしてある書籍のリストアップ化と民主党代表戦の投票行動分析を書きたかったが今日は、断念。こういう時ぐらいおとなしく寝ていればいいのだが、どうしても寝付けず。宮台真司の『日本の難点』 (幻冬舎新書)を読もうと…

mixiの友人検索機能

なぜか、ここ一週間ほど込み合っていて使えない状態が続いている。100人越えを先日達成したので次は200人越えを狙おうとひそかに野望を心に抱いているのだけど(笑)う〜ん。何らかの障害なのかな?

戦後日本経済史 (新潮選書)

戦後日本の経済の歩みを概観する入門書としては手ごろな一冊。後半は経済事件史のようになっているのはご愛嬌か。戦後日本経済史 (新潮選書)作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 99回この商品を…

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

抱腹絶倒。ただ、これが、現実にはない夢の国の話か、せめて世界の超大国と呼ばれる国の話ではなく、誰も知らない国の話であったならよかったのだが。アメリカって本当にすごい国だなあ・・・アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paper…

大政翼賛会に抗した40人―自民党源流の代議士たち

戦前、いわゆる革新の側が議会政治を解体を声高に叫び(まあ、彼らの潜在的理念からいえば、あたりまえといえばあたりまえなんですが)保守の側に議会政治の解体に抗した政治家たちが多くいたことは、不思議とあまり知られていない。それは、結局のところ彼…

新・批評の事情―不良のための論壇案内

かって読んだときは、前著の方が面白いなあと思ったのですが、改めて目を通してみると、こちらも面白い。実は、本書で取り上げられた33人の論客のことは、2年前本書を購入したときにはほとんどしらなかった。2年たって半分ぐらいは名前がわかるようになった…

松岡利勝と「美しい日本」

なぜ、松岡利勝氏は自殺しなければならなかったのか。現職の大臣の自殺という過去に例のない事件であったにもかかわらず真相は藪の中です。時とともに忘却されていこうとしている事件ですが、どうして彼は死んだのか。その理由が知りたくて本書を手に取りま…

そろそろ梅雨入り?

そろそろ梅雨入りですかね。まだ、少し早いはずですが。ものすごくいやな感じの空の色です。生暖かい風が窓から入ってきます。洗濯物乾くかなあ・・・ ブログ王でアクセスアップ!! BS blog Ranking

名古屋市長選こうすれば自公は勝利できたのでは?

いまさらの感はありますが、先ごろおこなわれた名古屋市長選でこうすれば自公は勝利できたのではないかと、妄想してみました。こうしたことを考えたきっかけは特にないのですが、本当に自公は勝利することができなかったのかという疑問が、なぜかどうしても…

早起きpart?

近頃本当に早く目が覚めるようになってしまった。そんなに高齢になったつもりはないのだけど。まあ、時間が有効に使えるのでいいかとわりきっています。朝の静謐な空気の中で文章を書いているとなんとなくですが、頭が良くなった気になりますしね(笑)ただ…

「次の首相」はこうして決まる (講談社現代新書 1964)

メディアの内側にいる筆者が、世論調査に振り回される日本政治の姿を生々しく描く。こんなことでいいのかと感じつつも、もはやこの流れを止めることは誰にもできないのだろうと思ってしまう。日本政治の現実について絶望的な気分になる。そんな一冊。「次の…

日本共産党

日本共産党という党の体質が非常によく理解できるようになる一冊。本書の出版を機に筆者は評論家、作家として活躍することとなった。 それにしても、なぜ、共産党は個々の政治家のキャラクター、個性を伸ばすことで党勢拡大を目指さないのだろうか。私は共産…