2009-05-24から1日間の記事一覧

新憲法代議士―新潟四区、燃える手づくり選挙

もっと早くに手に取るんだった。10年前の自分にそう忠告してやりたい。本書の中で紹介されている選挙は、30年前のもので一見古びているように感じるが、実はまったく選挙そのものの本質は、21世紀の今日でも変わっていない。候補者に有権者が投票する条件と…

今日は小説をレビュー

今日は、久しぶりに小説を中心に5冊をレビュー。そういえば、最近、小説読んでないということに気付く。たまには、物語に耽溺するのも悪くない。週明けには小説を買いに行くかなあ。

幻の特装本

古書を主軸にミステリーが書けるということを証明した先駆的な書。大部の小説だが、一気に夢中になって読むという幸せな時間を持つことができる一冊。幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ジョンダニング,John Dunning,宮脇孝雄出版社/メーカー: 早川…

グラスホッパー

乾いているなあ。装丁(なかなかカッコいいです)買いに近いノリで買ったのですが、私好みの乾ききった内容でした。砂漠のような人、都会を感じたい方にはお奨めの一冊です。グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グルー…

陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治

文庫の帯のあおりには「なぜ今、皇室は言葉を失ったのか−」とかなり重たいことが書いてあるのだが、私は、もう少し軽い気持ちで本書を手に取り、昭和天皇のツッコミ力について書いた本との認識で読んだ。昭和天皇の「人間性」。寸鉄釘を刺すような厳しい面、…

蓬莱学園 弁天女子寮攻防戦

その昔、メール(郵便)ゲームとして一部で一世を風靡した蓬莱学園シリーズの世界観を使って、短編小説化した一冊。最近は、SF作家として活躍している新城カズマや小説、脚本家として知られている賀東招二らが執筆している。表題の弁天女子寮攻防戦は、学…

極限捜査 (文春文庫)

旧共産圏、東欧警察シリーズ第2弾。第一作の『嘆きの橋』は、ぴったり来たのだが、本作にはもう一つ乗り切れなかった。相変わらず鬱々としたテイストはかわらないのだが。全5部作だそうなので、今後のシリーズに期待します。極限捜査 (文春文庫)作者: オレン…

「世襲党」、ぜひ、つくってほしいなあ。おもろい。でも、ちょっとこの流れはまずいかも。

浜田防衛大臣、世襲制限に関連して「逆に「世襲党」を創って出るとかってこともあるかもしれませんね」。朝から笑わせてくれる(笑)鳩山総務相の「ド世襲政治家ですから」もちょっと面白かったけど。世襲問題、私も色々書いてきましたので、メディアの批判…