政治家
本書は、ほぼ毎年発売されていたのですが、2,000年のこの版を最後に出版されることがなくなりました。版元の(株)政治広報センターの社長の宮川さんの姿は週刊誌やテレビなどでお見かけすることが時折ありますし、会社のホームページもあるので(株)政治広…
たまたま掃除をした所、公開時に劇場で買ったパンフレットを見つけてパラパラ読みながら内容を思い出してレビューしています。 選挙に関わったことのある人なら「ある、ある」とうなづけるような日本の選挙にまつわる不条理なことがいくつも目に付く映画です…
石川真澄さんの『戦後政治史』(岩波新書)を高校生の時に読まなければ、私が今ほど戦後政治や政治家に関心を持つことはなかっただろう。手垢がつき変色し擦り切れるまで読んだ本だった。大げさではなくその後の人生を変えたと言っていい。政治的には石川さ…
20数年前、全国には市町村が3,252あった。2009年4月1日現在、市町村の数は1,777。平成の大合併を経てほぼ半減したといえる。 個人的には、1982年に集中的に取材をおこなって出版された筆者の前著『地方政治家』の方が、一人ひとりの政治家の人間性に深く迫っ…
ほんの20年前の日本の各地には、地域に君臨するボスが多くいた。本書の中では取り上げられていないが、山形新聞の社主でTVや交通などの県内有力企業を参加に治め、服部天皇とも称された服部敬雄などはその典型といえる(注:最近再結成したユニコーンの曲…
いわくつきの元参議院議員たち3人の対談集第2弾。亀井静香も一部対談に参戦していて豪華な(?)一冊に仕上がっています。まあ、悪行も含めて、経験豊富なおっちゃんたちのぶっちゃけトーク集なんですか、そんだけ言うならお前ら現役の時に何とか世の中よく…
近年は、語られることも少なくなったが、戦後の保守政治を語る上では欠かすことのできない政治家の一人である三木武吉の評伝。 政治史に残る政治家が伝説の彼方へと葬送されていく過程を物語にした。そんな感覚を覚えた。こうして人間は歴史になっていくのだ…
自分の関心のある県の知事のみ読んでも興味深く、深い考察がおこなわれているわけではないのですが、気軽に読みたいところだけ読んで、秋の夜長の暇つぶしに使えるのではないでしょうか。 かつては、国からの補助金等の市町村への分配役としての機能を期待さ…
敗戦や公職追放を経て一旦寸断されながらも、しぶとく生き残った昭和の政党政治家を保守系の代議士の動きを中心にまとめたもの。保守政党の視点から昭和前期の政党政治を一通り俯瞰するには、類書と比べても新書としては充実した内容だと思います。 最近あら…
戦後政治を創った政治家たちの名言(迷言)集。本書では、大野伴睦の「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」のようなよく知られた言葉から、坪川信三が女性を口説くときに使ったという「たのんます」といったあまり一般には知られ…
Amazon経由で中古注文していた本が今日は2冊届いた。国破れて議員あり作者: 河村たかし出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/07/22メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (3件) を見る緊急発売!負けた。9.11総選挙作者: ギル・バート出版社…
誰が紹介していたか忘れたのですが、何かの論文に引用されていいるのを目にしたことがあって、前々から読みたいと考えていました。ふと立ち寄った本屋で復刊されているのを見つけて、即購入しました。 本書で取り上げられる政治家の文章は少年時代の作文、日…