今日届いた本と藤波孝生氏

 Amazon経由で中古注文していた本が今日は2冊届いた。

国破れて議員あり

国破れて議員あり

緊急発売!負けた。9.11総選挙

緊急発売!負けた。9.11総選挙

 どちらも読んだ本からレビューしたい。出版社としてはかなわん話なのだろうけど安く本が家にいながら手に入るようになったのは何ともうれしい。もちろん古本屋の棚の間を渡って偶然本とと出会う喜びは何者にも変えがたいものがあるけど、ついつい便利さに負けてAmazonBookoff onlineを使ってしまう。他にも便利なオンライン古書店はいくらでもあるし時代とともに本との出合い方も変わるのは仕方がないのかもしれないけど、子どもの頃わくわくしながら古本屋まで何度も足を運んだころのときめきは、いつまでも失わずにいたい。


 毎日新聞岩見隆夫氏がコラムで紹介していた藤波孝生氏の追悼集「含羞(がんしゅう)の人−−藤波孝生追悼集」を毎日新聞に注文するべくやっとはがきを用意して書いた。紹介されてから時間が立っているのでまだ、在庫があるといいのだけど。早くはがき投函しにいかねば。自分で買ったはがきに文章を書いて出すのは生まれてはじめてかもしれない。そのきっかけが藤波孝生氏だったというのは何かのご縁があるのかもしれない。


 この政治家のことは、なぜかとても昔から気になっている。ご存命のうちに一度お話を伺う機会が欲しかった。もちろん個人的にお会いすることは難しかっただろうけど、現役の政治家の頃なら選挙中の個人演説会などに足を運べばお話を聞くこともできただろう。自分の出不精で非積極的な性格が情けない。日経新聞田勢康弘氏が著書で紹介していた人を介して藤波氏を紹介してもらい密かに伊勢まで足を運んでまでして、会った。それは、とても濃密な時間で二度とその後会うことはなかったが、今でも忘れられないと書いていたことを思い出す。田勢氏はコラムでもこの時のことを紹介している(崩れざる冬薔薇 藤波孝生http://facta.co.jp/article/200711048.html


 55年体制化の保守政治家には数え切れぬほどいるけれども、藤波さんという政治家には何か他の政治家にはないのものがあったのだと思う。直感的に思うだけだけれども日本の保守政治の良質な部分を本来なら代表するはずの人物だったのではないかと感じるのだ。世襲議員ではなく地方の中小企業の経営者から青年会議所の活動を経て県議となり、国会に出た経歴や俳句を愛好したという点からもそうした印象を受ける。


 政治評論家の森田実氏が紹介している藤波氏の秘書から民主党の代議士になった松木謙公氏の藤波氏に対する一文(http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02862.HTML)を読んでもそうした想いを深く持つ。今は、直感的にこの政治家は気になるというレベルだけれども追悼集が手に入ったらしっかり読ませていただこうと考えている。政策研究大学院大学C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクトがまとめた「藤波孝生オーラル・ヒストリー」も遠からず取り寄せて目を通したい。


 日本の政治、特に戦後保守の政治家のあり方とは何だったのか、自分なりに考えることをこのblogには率直に書いていきたいと思う。また、私は自分を抑えてあまり何も言わない性分の人間だったけれども、これからは、私自身の経験も記していきたい。政治、行政、NPOなどに関わってきたことも読書日記の合間に挿入していければと考えている。