壁を感じる時

経験から帰納的に考えることは、意識するかどうかは別ですが、多くの皆さんは無意識におこなっていることだと思います。個々人の経験の格差はありますが、特別なトレーニングをうけなくともできることではないかと考えています。
私は仕事などに取り組む時に基本的には過去の経験からパターンを引き出して判断し、その時々で妥当と思われる行動を選択してとっています。過去に類似の経験をしていない場合は、適切な判断が取れる時もありますが、取れないこともあります。
一方で昨日の投稿で書きたかったこととも少し関連するのですが、論理的なフレームワークを用いて思考し行動することができる人がいます。社会像や新しい事業のモデルなどを描ける人は、様々な事象から見えてきた要素をつなぎ合わせて考え、構築することができると感じています。この思考方法が生まれながらにできる人はあまりいないので身に付けるには一定のトレーニングが必要となると思いますが、特別な能力ではないとも考えています。
時々、こうした思考方法を見事に使う人に出会うことがあり、その構想力に圧倒されることがありますが、そうした考え方をとる人が一定数いることを知っていれば、冷静に相対化して対応することは可能と思います。
私自身がこういった考え方をするのが苦手なことは、この投稿を読んだ方はわかるのではないかと思います。つまり何が言いたいのかよくわからないと思いますが、思考のプロセスを残しておきたくなり記しました。