田村元とその時代

盛山正仁『田村元とその時代』を就寝前の時間に少しずつ読み進めています。千ページを超える大部の書のため読み終わるのはいつになるか。
ずいぶん昔に一度Facebookに書いたことがあるのですが、私は、大学の一回生の時に、引退してすぐの田村さんの講演を授業で聞いたことがあります。結局、その後一度もお姿を見ることはなかったのですが、強烈な印象が残っていていつかその業績をきちんと確かめたいと思っていました。
本書には、10年以上前から読みたいと思っていた伊藤隆氏の近代日本資料研究会による田村元オーラルヒストリーが資料として全編掲載されており、こちらにも目を通せるのが楽しみです。
最近、川崎秀二藤波孝生といった郷里の政治家たちに関連する文献を買い求めて読み始めています。現在進行形の政治や政局への興味はどんどん薄れていますが、過去については、ふとした瞬間に関心が強まることがあり、時折、歴史を確認することが気晴らしになっています。