漫画
相変わらず、痛い。世界拷問辞典的要素は今回の巻では薄いが、冒頭の手の負傷が本当に痛そうで・・・ しかし、内容は国内編になってスピード感を重視するためか少し荒さが目立つ気がする。せっかく面白いテーマを素材にしているのだがから、アフタヌーン連載…
今回特に戦闘シーンの躍動感がすごいです。ただ、絵柄の所為でしょうか、キャラクターの輪郭というか感じが似ているのでしばらく読まないと誰が誰かちょっとこんがらがってよくわからなくなるんですよね・・・WILDERNESS(ワイルダネス) 7 (サンデーGXコミッ…
しまった12巻を読んでいなかった。話がまったくつながらん。相変わらずの超人バトルが繰り広げられているのだが、どうしてこういう状態に突入したのかが・・・redEyes(13) (KCデラックス)作者: 神堂潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/15メディア: コ…
許されないと思っていても結局自分の気持ちにはうそはつけないということなのか。しかし、物語ならぬ現実には、そこへ至る壁があきらかにある。[rakuten:book:12950013:detail]
日本人なら誰しも知っている長篠の戦いの真実を描く。織田、徳川両陣営を恐怖のどん底に常に陥れてきた、赤備えの山県昌景にもついに最後のときが。 長篠の戦い編もいよいよ終焉。ネタばれになりますので、詳細は書きませんが、教科書で習った話は嘘だったの…
今回も期待通りの暴力と挑発の嵐。この物語、たどり着くのはどの辺りか、まだ読めません。ヨルムンガンド 6 (サンデーGXコミックス)作者: 高橋慶太郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/04/17メディア: コミック購入: 5人 クリック: 37回この商品を含むブ…
おしい、もう一ひねりすれば傑作になったかもしれないのに展開を急ぎすぎたのか、それとも作者の狙い通りなのか、ちょっと判断に迷う作品ですが、これはこれでコンパクトにまとまっていて冗長にならずによかったのかな。 幸運ってのは、結局のところ「思い込…
戦災復興という単語の言い回しは、あまりうまくないというか私は個人的にひっかかる表現なのですが、絵柄からすると内容はハードで、その部分は私好みです。勧善懲悪の物語が嫌いで、鬱々とした気分になりたい方には一押しです。Pumpkin Scissors(11) (KCデ…
中国の春秋戦国時代を舞台に、後に秦の大将軍となる少年、信と始皇帝となる秦王、政の活躍と成長を描く。 じっくり各登場人物それぞれの背景を描きながら、ゆっくりしたペースで信と政とその仲間達の成長を見せてくれます。春秋戦国時代を舞台としていますの…
源義経を描いた漫画はいくつもあるが、本作はよく書けてたと思うのになぜか「一の谷の合戦」あたりで打ち切りになってしまった。 その後、作者は恋愛要素の強い作品でスマッシュヒットをいくつか出し、現在は青年誌に活躍の場を移している。それらの作品群も…
今朝は、比較的早くに出かけないといけないので早朝に日記を更新。さらに朝風呂を入れて今からぱっちり目を覚ましてきます。朝一から人前でしゃべらなる仕事をこなす必要があるので。早起きは三文の得。カテゴリーを挿入するのは日記記入欄の右上のフォルダ…
カムナガラ等の近年の伝奇系作品の感じに作風がもっとも近い。一巻でしっかりストーリーも簡潔している。しかし、普通にハッピーエンドというような作品はあまり昔から書いていないということがわかる。物語が終わってもその後の展開を読者に考えさせる。空…
初期の作品で画風は80年代。すでにやまむら作品には定番の姉的な立ち位置の女性(主人公が憧れる年上の女性であることが多い)が登場している。ハイパーボリア作者: やまむらはじめ出版社/メーカー: 大都社発売日: 2000/12メディア: コミックこの商品を含む…
探偵モノの中篇(まっすぐな男探偵+子どもキャラ+腕の立つ女探偵etc)と数本の短編を収めている。短編の中の「キイロいヒツジ」がお気に入り。ドライエック―やまむらはじめ作品集 (ダイトコミックス)作者: やまむらはじめ出版社/メーカー: 大都社発売日: 2…
エイティーズ、80年代の和製SF漫画。ポニーテールの女性がヒロイン(?)役で出てくるところがいかにもそれらしい。設定だけなら大長編になってもおかしくないが、本作も大人の事情で打ち切りになってしまったようだ。残念。ガンメタルハウンドプラス (ダイ…
剣と魔法のパーティRPG風のファンタジー。ライトノベルが普及した90年代半ばぐらいには、大変多かった作風だが、そういえば最近はそういう、ある意味正統派のRPG風ファンタジー漫画はあるのかな。あまり見かけなくなったような。やまむらさんの初期の…
90年代後半の作品をまとめた短編集。ほぼ現在の作風、画風をほぼ確立している。台詞よりも間で読ませるところなどは、特に筆者の得意とするところですね。 私は、「最後の夏」という故障を抱えた高校の陸上部の先輩が、昔の自分を思わせる後輩の姿を複雑な目…
これは説明が何とも難しい作品だ。出版社でコミックの紹介を考えた編集者はちょっと苦労したんじゃないだろうか。結果、帯の煽り文には、「不思議な世界」とか「ちょっと変わっています」といった言葉が踊っている。まあ、作家さんの名前で一定は売れるのが…
伝奇やSF、ファンタジーを描く作家というイメージの強い、やまむらはじめの大学生、青春恋愛群像物語(?)。一冊ワンストーリーでしっかりまとめて完結。 誰かがどこかで書いていた気がしますが、昔から台詞よりも間で読ませる作家さんで、それが近年の作…
本編のセンゴクも仙石秀久の泥臭いビルディングロマンスとして大変魅力的な作品だが、外伝のこちらも今川義元と織田信長の若き日々をいきいきと描いていて大変面白い。戦国時代を取り上げた作品というと単純に合戦ばかりやっているとのイメージをどうしても…
マケドニアのアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスの物語。前々から面白いなあとは思っていたのですが、この4巻の一連のエピソードは傑作の名に値します。まさか寄生獣の作者が、こんなに切ない男と女の別れを描くなんて。 守るべきもののために愛…
数寄物、茶人として知られた武将、古田織部を描く。武人と数寄の道の間で揺れ動く織部の姿が胸を打ちます。ついに数寄の道を極めると決断した織部の前に広がる世界とは。一風変わった戦国絵巻を読みたい方にお奨めです。 へうげもの(4) (モーニング KC)作者:…
NHK大河ドラマもこの位人間を丁寧に描いてくれれば観るのに・・・合戦の描写の斬新さも目を引きますが、私は、登場人物の心の動きをしっかりと描く作風が好きです。しかし、この作品このまま仙石秀久が、信濃に入るところまで描くんだろうか。いずれにせ…
料理は勝負!!劇画系漫画のような迫力(?)を持つ料理漫画。料理漫画が数あれど、この主人公の料理だけは、現実に食べるチャンスがあっても怖くて食べられそうにない。 しかし、このシリーズの第2シリーズが始まっていたとは驚きです。週刊チャンピオンを…
連載は読んでいないんですが、サンデーGXは、ガンアクション漫画専門誌にいつからなったんでしょうか。この路線の漫画ばかりになったら雑誌自体が持たんような、そんないらぬ心配をしてしまいます。本作は、おそらく物凄くマニアックな部分で萌え要素を盛…
ついにコミックまで買ってしまった。前巻のあらすじなど書き下ろし(?)部分も多く、連載を読んでいた方にもお奨めです。アニメ化なんてありえるはずがないと巻末で自虐しまくる久米田先生が糸色先生よりも絶望的に最高です。さよなら絶望先生(8) (講談社コ…
ついにコミックまで買ってしまった。前巻のあらすじなど書き下ろし(?)部分も多く、連載を読んでいた方にもお奨めです。アニメ化なんてありえるはずがないと巻末で自虐しまくる久米田先生が糸色先生よりも絶望的に最高です。シグルイ 7 (チャンピオンREDコ…
PS-羅生門-で一般にも知られるようになった中山 昌亮の最新作。原作者がつくことが多い漫画家ですが、本作は、原作者はなし。すっきりとしているのに明暗がきいていて、濃い感情の揺らぎを感じさせる。そんな画風が、とても印象に残ります。 藩の大物に嵌め…
アメリカ辺りのペーパバックを読んでいるような台詞回しが最高です。サム・ペキンパーとかエルモア・レナードといった作家がこの作者は好きなんだろうなと感じます。私が読みたいのは女がバンバン脱いで、人がじゃんじゃん死ぬ。そんな物語だといった作家が…
山田風太郎の小説ってこんなに面白かったっけ? 巨匠に対して失礼なコメントかもしれませんが、せがわさんはうまく原作をアレンジしてスピード感のある伝奇漫画に仕上げています。前作のバジリスクも面白かったですが、超常的な力もった登場人物同士が戦うと…