日本人なら誰しも知っている長篠の戦いの真実を描く。織田、徳川両陣営を恐怖のどん底に常に陥れてきた、赤備えの山県昌景にもついに最後のときが。
長篠の戦い編もいよいよ終焉。ネタばれになりますので、詳細は書きませんが、教科書で習った話は嘘だったのかーと素直に驚きました。まあ、嘘だったというよりは、近年はこういう説も唱えられていますよということですが。少なくとも長篠の戦いは織田・徳川連合軍が一方的に武田を破ったということではないようです。毎巻、日本の歴史に対する興味を再燃させてくれる良書です。
- 作者: 宮下英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: コミック
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