戦争を題材にしていなければ、そのまま月9ドラマにできそうな軽快なストーリー展開。図書館は正義の味方なのか!?戦え図書館司書!!狩られる本を守るのだ。愛のために突き進むのだ!!こんな感じのエンターテイメントですね。
後半の少年たちとのエピソードは、私には道徳の匂いがして、少しだけ鼻につきましたが、本を置きたくなるほどではないですし、スラスラと読み終えました。現代風テイストの児童文学といってもいいかもしれません。あまり重たい展開の作品を読みたくない気分の方にお奨めです。
名前と作風に騙されましたが、作者の方は女性なんですね。主婦暦○×年とあとがきに書いてあるのを読んだ時は、騙されたとは言いませんが、驚きました。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 506回
- この商品を含むブログ (841件) を見る