中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談

 「メディアの辻説法師」宮崎哲弥氏と『噂の眞相』元副編集長の川端幹人氏が週刊誌各誌を批評(?)する。というか突っ込みまくる今は亡き朝日新聞総合誌論座』の名物連載をすべて掲載し書籍にまとめたもの。定価は1,000円とお手軽な値段に設定されており、それでいて内容は、全422ページ文字びっしりで政治から芸能にまでにわたり読み応えたっぷりです。


 宮崎氏は「仏教者」、川端氏は「古きよき日本の左翼」と二人の立ち位置がまったく違うため、話がいい感じにかみあわず(?)それでいて豊富な知識量と取材経験を持つお二人の話は、下手な漫才師の漫才よりも面白かったのです。しかし、『論座』休刊後は、週刊朝日に舞台を移すと聞いていたのですがいつまでたっても連鎖が始まらないので、週刊誌で週刊誌を論評するという企画は無理なのかなと思っていたら、私が連載復活に気づいていなかっただけで月一連載で週刊朝日の2008年11月7日から連載が復活していました。大変好きな連載だっただけに復活は本当にうれしい。


 連載復活第6弾の2009年5月8日増大号で連載の存在に気づいたので、躊躇せず連載のバックナンバーを国会図書館から5回分すべて取り寄せてしまいました。毎月第一週に掲載で見開き6ページ、文字びっしりという読み応えのある内容になっています。これからはこの連載のためだけに月一回週刊朝日(定価:350円)を買うかどうか迷っています。後はあんまり読みたい記事載らないんだよなあ。でもやっぱり買ってしまうんだろうな(笑)

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