Business Media 誠の集中連載・“週刊誌サミット”という企画が面白い。上智大学で5月15日に開催されたイベントを起こしたものですが、座談会の前半の田原総一朗氏や佐野眞一氏らの話は、まあ、こんな感じのことを話されるだろうなという想像の範囲を出ない内容なのですが、後半の週刊文春、現代からＳＰＡ、週刊金曜日まで各誌の編集長の話が腹を抱えて思わず笑ってしまうほどインパクトがあります。特に実話系雑誌の編集者の皆さんの役所や裁判所とのやり取りの下りは最高です。肩の力を抜いて勝負する余裕のある人間が最後には勝つのではと感じました。
もちろん（？）、笑えるだけではなくジャーナリズムについて真面目に考えたい方が読んでも損の無い内容だと思います。この座談会で編集者の皆さんが見せた個性からは、中長期的には無くなっていくか形を変えざるを得ないメディアなのかもしれませんが、日本の週刊誌も捨てたもんじゃないなあと思いました。
Business Media 誠の集中連載・“週刊誌サミット”
http://bizmakoto.jp/makoto/interview.html
