禁酒法時代のアメリカ。銀行強盗、マグナム、ジャンクな食い物、酒。そういったフレーズにピンと来る人にはお奨めです。書棚の間を2時間ほど行ったり来たりして悩んだ末に装丁買いしましたが当たりでした。
冒頭の銀行強盗のシーンから、回想を経てクライマックスへと一気に進むのですが、キャラクターが立っているのでこの一冊で彼らとお別れするのが惜しくなりましたね。残念ながらシリーズものではないのですが、共通の世界観を持った続刊が出るとのことで楽しみです。
![無頼の掟 (文春文庫) 無頼の掟 (文春文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/514PKJF1D8L._SL160_.jpg)
- 作者: ジェイムズ・カルロス・ブレイク,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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