シマロン・ローズ 2006年01月31日 20:41

 アメリカ南部の田舎町を舞台に少女のレイプ事件を追う弁護士の姿を描く。MWA賞を2度受賞した巨匠の作品ということで期待して読んだのですが、私には合いませんでした。一つ、一つのエピソードは面白いのですが、視点が絞りきれていないバラバラした印象を受けました。結末が良く分からず読み返した小説は久しぶりです。


 読後感がもう一つだったので気分転換にハードボイルドをチェックしてみました。設問がなかなか凝っていて面白いのでお奨めです。


あなたのハードボイル度を徹底チェック!!
ハンフリー・ボガートへの道Ver.3.1
http://park22.wakwak.com/~phil/boggy.html


 ちなみに私のハードボイル度は45%でした。平均的な数字で良かったです(?)

シマロン・ローズ (講談社文庫)

シマロン・ローズ (講談社文庫)