名古屋市議会を傍聴してきました(5月19日(火曜日)午前11時より)

 ついでがあったので今日から始まった名古屋市議会を傍聴してきました。といっても深い理由はなく、傍聴したのも午前中だけ。実は、私は、名古屋市議会の議場の中に私は入ったことがなく、傍聴に行った理由は一度見ておきたかったというだけです。


 朝一の用事が長引いたので、議会に着いて議場に入ったのは、10時55分でした。臨時会とはいえ河村市長の初登壇なので大勢の傍聴者がいるのかなと思いながら足を運んだのですが、傍聴の申し込みをした際に警備(地方議会レベルでこういう担当職員がいるのもすごいですね)の方に聞いたところ、私が21人目の傍聴者とのことでした。その後数人は、議場に入ってきましたが、おそらく傍聴者の総数は30人未満ということろだったと思います。まあ、平日の真昼間ですからこの程度の人数で仕方ないのでしょうが、傍聴席は356席あるそうなのでちょっともったいない気がしましたね。人ごみにまぎれてさりげなく見て変えるつもりだったので思惑がはずれ、知り合いの市職員に見つかってしまうという誤算もありました。別に悪いことをしてるわけじゃないんですけどね(笑)


 しかし、名古屋市議会は、いくつか見たことのある他の地方議会に比べると、ともかく大変立派な議場や設備でびっくりしました。町村部の議会ですと普通の会議室に少ししっかりした机と椅子をいれて議場にしているところも少なくないですし、さすが200万都市の議会だなと田舎者らしく(?)素直に感心してしまいました。


 今日は、市長提出案件の簡単な説明や議長の選出(議長は民主の吉田隆一氏、副議長は自民の伊神邦彦氏に決まりました。慣例どおり第1会派と第2会派でポストを分け合ったことになります。)などを中心とした、どちらかというと儀礼的な内容の議会でしたので、午前の部は15分程度終わって休憩に入りました。議会慣れしていない、傍聴初体験のおそらく河村たかし市長の支援者と思われる方の中には、もう終わりなのかとびっくりされている方もありましたが、まあ、初日はこんなものですし、議論らしい議論というのは主に委員会でおこなわれますから、本会議はそう見ても面白いものじゃないんですよね。よっぽど紛糾して敵対していれば別でしょうが。そうそう、もう一点、議会の開催にあわせて議員の呼び出しようにでしょうか甲高い鐘の音のSEが流れたのにもびっくりしました。政令市は、みんなああいう儀式的なことをするんですかね。


 とまあ、中身のある感想は何もない傍聴記になりましたが、今日の議会の様子を実際にごらんになりたい方は以下のウェブサイトで見ることができます。生放送だけでなく録画もあるのは便利でいいですね。とはいえ、議場の空気は好きなのでチャンスがあれば今後も直接足を運んで見てこようと思います。その際には、また、blogでご報告しますね。


名古屋市市会情報
http://www.city.nagoya.jp/shikai/