地方自治体の職員向きに発行されている政策情報誌。時折、読みたいトピックが取り上げれれている時に購入して流し読みしている。
北側県政時代の三重県で事務事業評価システムを作り上げた梅田次郎氏が40年の自治体職員としての歩みの振り返るインタビューが印象に残った。多くの自治体において、必ずしも梅田氏が意図した形で「評価」は理解され活用されていないのではないかと感じだ。
また、本号では、公共施設管理を実際に担っている団体にとって大変、有益な論考が複数掲載されている。特に西川正氏(市民活動情報センターハンズオン埼玉)の論考では平易な言葉で、公共施設について大変重要なパラダイムの転換が提案されている。私も公共施設管理に関わっているが、もう少し早くにこの文を読んでいればまったく違った管理運営(ひょっとしたらそれは管理運営という言葉は馴染まないかもしれない)のあり方を目指すことができたのではと強く感じ考えさせられた。
- 出版社/メーカー: 公職研
- 発売日: 2007/08/18
- メディア: 雑誌
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