私の郷里三重では特に伊賀、中勢地域を中心に伊勢津藩32万石の初代藩主(主に現在の伊賀市や津市にあたる地域を治めた)の藤堂高虎をNHK大河ドラマに推したいという流れが古来(?)より脈々と続いています。特に昨年は藤堂高虎公入府400年にあたり記念事業が、三重県各地でおこなわれNHK大河ドラマ化へというムードは地元では最高潮に達しました。
藤堂高虎公入府400年記念事業公式ホームページ
http://www.tsukanko.jp/takatora/
※高虎さんの旗差し物の三つ丸餅をモチーフにしたキャラクター「シロモチくん」が可愛いです。
実は恥ずかしながら不勉強で知らなかったのですが、現在放映中の大河ドラマ「天地人」の原作者、火坂雅志は、藤堂高虎を主人公にした小説「虎の城」を書いていたんですね。知りませんでした。本当に驚きました。あまりにも驚いたので、何の躊躇もなく、早速、Amazonで注文してしまいました(笑)
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この他にも実力派の歴史小説家、安部龍太郎も藤堂高虎を主人公にした小説「下天を謀る」の連載を中日新聞紙上で2008年の1月からはじめています(現在も連載中)。
すでに大河の原作者として実績のある小説家が小説の題材に取り上げ、東海地域では圧倒的なシェアを誇る地元紙、中日新聞でも小説の連載がおこなわれている。こういった客観情勢から見ると藤堂高虎大河ドラマに20時打ちで早くも当確!!と花をつけたくなります。
それでも藤堂高虎だけでは、ちょっと知名度がもうひとつというので苦しいというのであれば、人気歴史漫画「センゴク」にも藤堂高虎はすでに登場していることですし、仙石秀久も登場させ彼の視点を物語に入れてさらに併せて、例えば高虎が忠誠を尽くした羽柴秀長の視点も含めて3つの視点から戦国時代を描く大河ドラマをやったら面白いんじゃないでしょうか。信長、秀吉、家康、そして彼らを取り巻く家臣団すべてを登場させることができますしね。少なくとも私なら絶対に観るんですけどね。
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幾たびも主君を変え苦労の末に家康の信頼厚き大名となった藤堂高虎。彼の不屈の精神と生き残る力は、100年に一度の大不況に苦しむ日本国民に勇気を与えてくれるはず。そんな感じでNHKのドキュメンタリー風にまとめたところで本日は終了でございます。
ともかく、大河ドラマ実現しないかなあ・・・・