2020年をふりかえって

晦日、寒さが強くなる中で家に籠ってパソコンのデータを整理しながら一年をふりかえっています。
今年も周囲の人の支えがあり、ひとつひとつの事柄を進めることができました。心より感謝申し上げます。
コロナ禍の中で新しくご縁を結ぶことが難しい状況が続きました。名刺交換をする機会がほぼ無くなり、1年前に印刷した名刺がほとんど減っていないことに驚いています。一方でオンラインで新たに知り合うことができた方もあり、新しいご縁の結び方が生まれてきていることを感じる年になりました。
NPOの領域では、関わる活動のオンライン化をすすめた一年でした。まだまだ運営の仕方に課題は残りますが、経験を重ねる中でオンラインでの活動のあり方に一定のノウハウを積み重ねられたと思います。また、休眠預金助成に関係する取り組みが本格化した一年でもありました。
ここ数年、ずっと感じていることですが、新しい層による活動が生まれてきていると思います。自分自身、そうした新しい動きを受け止めつつ、守るべきものは守りながら、変わるべきところは変わる必要があると考えています。
中年になり、変化を恐れ、また、変わることを億劫と感じる自分がいます。そういう自分自身の性質と向き合いながら新しい年も歩みをすすめたいと思います。
政治の領域では、自分と選挙の関りを見つめ直す年でした。具体的には、数年前から温めていた選挙のあり方を考える企画を具体化し実現する過程で自分の歩みをふりかえり考えることができました。その思索の一旦は、Facebookに投稿する形で公開しました。
自分なりに整理してみると2つの落選と3つの当選が私の人生を変えたと考えています。若き日の挫折、後輩の落選、役割を果たすことの大切さを知った戦い、自分の力の限界を悟った日、そして過去を取り戻させてもらった勝利。様々な経験が今の私をつくっています。こうした経験を踏まえて、何を選択すべきか。決めなければいけない日が近づいていることを常に感じながら過ごした一年でした。
新しい年は、すべての領域で決断をしなければいけない年になるのではないかという予感があります。後悔のない選択をしていきたいと思います。
最後に今年も変わらずに共に歩んでくれたつれあいに心からの感謝をささげたいと思います。本当にありがとう。