コミュニティワーカー、特定非営利活動法人ハンズオン埼玉理事の西川正さんを講師としてお招きし『あそびの生まれる場所』著者と一緒に考える〜公共の場をみんなの居場所にするには〜を開催します。
私は、西川さんとは3度しか直接お会いしたことはないのですが、お話するたびに強い影響を受けてきました。私が、言い訳を重ねながら捨ててきたものを西川さんは大切にされてきたと思っています。
例えば、『埼玉NPOつながリスト』では、NPOの活動を一般の人に伝わるようにするにはどうしたらよいか、突き詰めて考え、表現することの重要性を学びました。
『私のだいじな場所 公共施設の市民運営を考える』では、公共施設は、単なるサービス提供の場ではなく、市民自らが参加し作っていく場だということを教えていただきました。
こうした学びを自分が活かして来れたかというと、正直なところそうではなく、とても恥ずかしい気持ちがあります。今回、西川さんがはじめて単著を出版されるということを知り、どうしてもお招きしたくなり、恥を忍んでお声がけし、講師としてご登壇いただくことになりました。
ありとあらゆる社会の領域でサービス化が進み、個人が見えなくなる中で、人と人とが傷つけあう状況が生まれてきていると考えています。そうした社会を変えていくために何が必要なのか、皆さんと一緒に考える機会としたいと思います。ぜひ、ご参加ください。