「「政治家」なる肩書の人以外は、「政治的テーマ」に関わってはいけないのか?市民が街や社会を良くしようと自分たちで動くことを容認しないのか。市民はお祭りの運営やゴミ拾いでもしておけばいいということなのか?」
原田さんの投稿を読んでいて、古い記憶が蘇ってきました。一部の政治家には、政治は、政治家の専有物で一般の国民に政治についてとやかく言ってほしくないという空気が確かにあった。それをかって私は感じていたけれども、忘れてしまっていた。この事件について知って、どうやら、そういう雰囲気は、残念ながら今も続いているのだということに気付きました。
最近、普通に会話できる政治家とばかり出会うので、そういう政治的空間が当たり前にあることを忘れていました。私が、若いころは、政治家の前で政策の話をすることは考えられなかったし、実際、政策について語ってしまった先輩が、お前はそんな話ができる身分ではないという叱責を受けていたことを思い出しました。
世の中は変わったと思っていましたが、そんなことは実はないのかもしれない。昨日から、そんなことばかり考えています。