結局選挙は、何日になるねん。予定がたたんじゃないか・・・政局が流動化する中でまだ解散日程は変わる可能性が十分ある。しかし、困るなあ。
時事ドットコム:衆院選、8月2日か9日念頭=都議選直後の解散も−麻生首相
<http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009062800206>(2009/6/28アクセス)
麻生太郎首相は次期衆院選の日程について、東京都議選(7月12日投開票)前後に衆院解散に踏み切り、8月2日か9日の投開票を念頭に与党内調整に入った。これまで与党内で有力だった「8月30日投開票」では、都議選の結果次第では自民党内の首相退陣論が噴出しかねず、政局が流動化する可能性もある。政権の求心力を保ったまま解散・総選挙につなげるには、8月上旬総選挙とする方向で調整することにした。
首相周辺は28日、投開票日について「8月2日か9日が基本線だ」と言明。都議選で自民、公明両党の与党が過半数を確保すれば、首相がその直後にも解散を決断する可能性を示した。
また、自民党の大島理森国対委員長は28日、青森県八戸市で講演し、「8月にわたしたちの『お祭り』もやらなければならない。サミット(7月8日〜10日、主要国首脳会議)に行く前か、帰ってからか、そう遠くないところに首相の決断が二者択一の中で行われるのではないか」と述べ、8月上旬総選挙になるとの見通しを示した。
公明党幹部も「お盆前に済ませるというのも一つの考えだ」と述べ、「8月9日投開票」を容認する考えを示した。同党は都議選と衆院選の間隔を1カ月以上は引き離すよう求め、衆院選は「8月30日」以降が望ましいとの立場を示してきたが、都議選後の解散であれば、8月9日投開票はやむを得ないとの声がある。ただ、同9日は長崎原爆忌のため回避すべきだとの声もあるほか、自民党内には公明党との選挙協力のため、同30日以降が望ましいとの意見が根強くある。
首相は27日の細田博之自民党幹事長との会談で臓器移植法改正案と水俣病救済法案、貨物検査特別措置法案について「早くまとめられるなら、まとめてほしい」と指示した。細田氏は28日のNHK番組で3法案の成立が解散の条件にはならないとの認識を示唆、野党の対応次第では審議を打ち切る可能性に触れた。与党内では、7月3日の都議選告示前の解散はほぼなくなったとの見方が大勢だが、解散時期について、12日の投開票日前も残しておく狙いがあるとみられる。
一方、自民党内の中堅・若手議員の「麻生降ろし」の動きが活発化している状況だ。棚橋泰文元科学技術担当相は総裁選前倒しを求める両院議員総会開催に向け、今週、総会招集に必要な所属議員3分の1の賛同者集めを始める。党内では、中川秀直元幹事長や前倒し実現に向け独自に活動している山本拓衆院議員らとの連携も取りざたされている。(2009/06/28-22:19)