インテリジェンス 武器なき戦争

 インテリジェンスという言葉を流行らせるきっかけを作ったお二人の対談。さらさらっと読めて一つ一つのエピソードはなかなか面白いのだけれど、何か講談調というかスパイ小説じみていてどうもなあという部分もかなりあり。正直なところ国際関係にはあまり関心を持っていない、島国根性丸出しな私がいいうのもなんですが、まあ、こういう見方があるのかなあというぐらいで読むのが一番いい読み方ではないかと。しかし、佐藤さんはよくこんなに本が出せるなあ。

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)