昭和の名将と愚将 (文春新書 618)

 おそらくお二人の好みでどの軍人を取り上げるのか決めたのか、結果的に有名、それほど知名度の無い軍事まで多様な人物が紹介され評されている。人物の側面から日本の近現代史を考えてみた人には手軽でお薦め。対談形式のためすらすらと読める。ただし、これ一冊を読んでよしという内容ではない。あくまである識者の見方という視点で読む必要はある。

昭和の名将と愚将 (文春新書 618)

昭和の名将と愚将 (文春新書 618)