指定管理料を払っていない?

 家に帰ってきて、食事を食べて片付け終わって一息つきながら夕刊に目を通していたところ気になる記事を見つけました。夕張市の美術館に関する記事なのですが、以下のような記述がありました。夕張市は館の運営を指定管理者制度を使って観光開発会社にまかせているのですが、なんと


 「本来なら自治体が指定管理者に渡す運営資金を、財政難のため払っていないからだ。」

 とあります。えー!!という感じで、そんな事例ははじめて聞きました。記事を読む限りでは、この観光開発会社は完全に赤字の事業に参入していることになります。社会貢献であったとしても、この時勢では正直抱え込むにはきつい事業だと思います。背景にどういう事情があるのか詳しく知りたいところです。少し調べてみたいです。


 手元に夕張市について取り上げた文献はあるのですが、まだ目を通していないのでとりあえずそれを読むところからはじめようかな。

限界自治 夕張検証―女性記者が追った600日

限界自治 夕張検証―女性記者が追った600日

※ウェブサイトでは記事を見つけられなかったので、引用元を以下の通り示します。
日本経済新聞』2009年5月18日夕刊「夕張市美術館、危機から3年目の 春再生に揺れる市民の誇り」