大河原遁さんは、まだ漫画を描いていたんだなと連載が始まったときは驚きました。私が、まだ子どもの頃、ジャンプでちょくちょく連載を取ってはすぐに打ち切りになっていた頃から、こだわりを感じさせる作風で気になる漫画家でした。その頃の作品と比べても、読者に伝えたいことが多いためか、やや、台詞が多い気もしますが、この薀蓄が大河原節かなと懐かしく感じながら呼んでいます。
そういえば、確か、アシスタントを一人も使わないので、どうしても遅筆になってしまうと聞いたことがあるんですが本当でしょうか?
薀蓄と職能に対する誇りを感じさせる作品を愛する人にお奨めですね。
王様の仕立て屋 1 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックス デラックス)
- 作者: 大河原遁
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/01/05
- メディア: コミック
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